初心者の「インターネット」とは?

インターネットの活用1

インターネットに接続する

インターネットを活用するためにパソコンを買ってきても、パソコンだけでは直接インターネットにつながるわけではありません。サーバー*6を所属している、企業、学校、研究機関に所属しているか、または一般にサーバーを提供しているプロバイダと契約する必要があります。もちろん個人でサーバーを所有することも可能です。

接続方法は一般的に大きく分けて3つほどあります。接続する回線の種類には「電話回線」と「CATV回線」、「光ファイバー回線」などが一般的に使用されています。それぞれの回線によって、パソコン以外の必要な機器は変わってきますので注意しましょう。

1、電話回線で接続

電話回線による接続はインターネットの黎明期から行われていて、現在では大きく分けて「一般(アナログ)回線」と「ISDN回線」、「ADSL回線」の3種類の接続方法が選択できます。厳密に言うと「ADSL回線」は「アナログ回線」ですが、契約の形態やデータ転送速度が少し違います。

・一般(アナログ)回線による接続(必要機器:モデム*7)

モデムを通じてプロバイダへ接続します。パソコンとモデムは電話用の線を使いつなぎます。モデムは他の接続の形で使われる「ケーブルモデム」や「ADSLモデム」などがありますが、今回は区別するために「アナログモデム」とします。

現在販売されているパソコンでは、アナログモデムを内蔵しているものが多くあります、しかし、今後は総務省による「ブロードバンド・ゼロ地域」*8によってADSLが普及すると思いますので、アナログモデムが必要なくなり、内蔵されるパソコンが減少すると思います。

それはさておき、この接続の特徴は、モデムを通じてプロバイダへ電話をかけるようにして接続するため、使った時間に比例して電話代がかかる他、ADSLなどが普及して現在では、データの転送速度が遅いということが上げられるでしょう。

・ISDN回線による接続(必要な機器:ターミナルアダプタ*9)

ISDNとはデジタル式の電話回線の規格で、日本ではNTTから「ISNネット64」という名前で提供されています。電話回線1回線で、2回線分として使えて、インターネットに接続しながら電話をかけることができるというものです。

プロバイダへの接続は、「一般(アナログ)回線」による接続と同じように、ターミナルアダプタを通じてプロバイダへ電話をかけるように接続します。パソコンとターミナルアダプタは電話用の線をつかってつなぎます。

速度については「一般(アナログ)回線」によりも少し早くなりますが、ADSLと比べるとかなり遅いどころか、スローモーションです。特に最近は画像が多いホームページが増えてきましたので、どうしてもイライラするほどの速度しか出ません。また、「一般(アナログ)回線」よる接続と同じように使った時間に比例して電話代がかかりますが、「フレッツISDN」というNTTのサービスを使うと、一月あたりの定額料金で使うことができます。

必要な機器に関しては、以前ではターミナルアダプタ以外に「DSU」が必要でしたが、最近ではターミナルアダプタに内蔵されていることが多いので、ベット用意する必要はないでしょう。また、ターミナルアダプタの代わりに「ダイアルアップルータ」と呼ばれる機器を使うと、複数のパソコンからインターネットへ接続できます。パソコンとダイアルアップルーターはLANケーブルを使います。

・ADSL回線による接続(LANポートのあるパソコン、LANケーブル、ADSLモデム、スプリッタ*10)

ADSLとは、電話回線を使ってインターネットに接続するサービスです。一般(アナログ)回線接続と比べて通信速度がグンと早くなります。ADSLという言葉は、Asymmetric Digital Subscriber Line(非対称者デジタル加入者線)の略となっていて、下り(電話局から利用者へ)と上り(利用者から電話局へ)の速度が異なることを表しています。

また一般(アナログ)回線接続では、インターネットへの接続中には、電話が使えないのに対して、ADSLではインターネットに接続しているときでも電話を使うことができます。

通信速度は1.5M、8M、12Mと契約する速度によって異なってきます、契約するときの速度は理論値で、実際の通信速度は、NTT局舎から線路長(実際の電話線の距離、直線距離ではない)によって大幅に異なります。

また、提供されている区域がある限定されていて、提供区域内でも電話線が光収容(NTT側で電話線の幹線を光ファイバ化している)されていると使用することができません。

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